はじめに
連携して動作する 2 つのアプリ
Outline は、相互に連動する 2 つのアプリで構成されています。この 2 つを使用して、お客様とコミュニティは遮られることなくインターネットにアクセスすることができます。
Step 1
Outline マネージャーの使用を開始する
Outline マネージャー デスクトップ アプリケーションからサーバーをセットアップします。
マネージャー デスクトップ アプリケーションをダウンロードしてサーバーのセットアップを開始します。Outline はサーバーのすべてを 1 か所で管理できるように設計されています。信頼できるクラウド プロバイダの一覧から選択するか、独自の Linux インフラストラクチャを使用することができます。多くのクラウド プロバイダでは、1 か月あたり 5 米ドル以下のプランを提供しています。
マネージャーをダウンロードすると、サーバーを運用するクラウド プロバイダを選択するよう求められます。信頼性の高いプロバイダ(DigitalOcean、AWS、Google Cloud など)から選択します。クラウド プロバイダを選択すると、そのプロバイダ固有の利用開始手順が表示されますが、Outline マネージャーからサーバーを管理することができます。
Outline ではサーバーの配置先を選択できます。シンガポール、ドイツ、米国など、さまざまな国から選択し、その国を経由してトラフィックをルーティングします。
Step 2
アクセスキーを生成する
アクセスキーを作成してデバイスに接続し、ネットワークのユーザーとアクセスを共有します。
サーバーをセットアップしたら、マネージャー デスクトップ アプリケーションで一意のアクセスキーを直接生成します。マネージャーを使用すると、お客様が選択した通信プラットフォームを経由してサーバーに接続するための招待状を送信できます。アクセスキーにより、Outline マネージャーにデバイスを接続し、サーバーを使用してデバイスを保護できます。各アクセスキーは一意であり、サーバーから直接管理したり削除したりすることができます。データの上限を設定して各キーで使用できる帯域幅を制御することも可能です。
招待状を承諾するだけで、サーバーへの接続が可能です。一度接続した後は、アプリから簡単に接続をオン、オフにできます。
Step 3
パソコンおよびモバイル デバイス向けの Outline クライアント アプリを入手する
一意のアクセスキーを使用して接続します。
App Store または Google Play ストアから Outline クライアント アプリをダウンロードし、一意のアクセスキーを使用して接続します。クライアント アプリはパソコンとモバイル デバイスで使用できるため、場所やデバイスを問わずにオープンなインターネット環境にアクセスして非公開で通信をすることができます。
ご利用になっているデバイスを接続すると、サーバーへのアクセスを友人や同僚と共有できます。共有するには、一意のアクセスキーを生成してお客様のネットワーク内のユーザー(フィルタリングされることなくインターネットにアクセスする必要があるユーザー)にキーを送信します。データの上限を設定してサーバーへのアクセスを管理することで、ネットワーク内のユーザーが帯域幅を使いすぎている場合にそのユーザーの使用を制限することができます。